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2020年5月29日

オンライン句会のご案内

この度、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、2020年6月に開催を予定しておりました『春立かすみ主宰句会』の開催はオンライン開催することを決定致しました。急な御案内となりましたことを心よりお詫び申し上げます。

なお、オンライン公開はリアルタイムの生放送となり、皆様からの投稿が可能になります。
何卒宜しくお願い申し上げます。

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かすみ句会 -Kasumi-
2020年6月3日(水)PM18:00
Youtube URL………………….

2020年4月29日

春立てるかすみの空に白川の関越えんと

月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり 舟の上に生涯を浮かべ 馬の口とらえへて老ひを迎ふるものは日々旅にして旅を栖とす。故人も多く旅に死せるあり。予もいずれの年よりか片雲の風に誘はれて漂白の想いやまず海浜にさすらへ、去年の秋、江上の破屋に蜘蛛の古巣を払ひてやや年も暮れ、春立てる霞の空に白川の関越えんと そぞろ神のものにつきて心を狂わせ、道祖神の招きにあひてとるものてにつかずももひきの破れをつづり、傘の緒つけかへて三里に灸するより松島の月まづ心にかかりて、住めるかたは人に譲り、杉風が別墅に移るに、草の戸も 住み替はる代ぞ 雛の家 表八句を庵の柱に掛け置く。

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かすみ句会 -Kasumi-
2020年4月3日(土)〜7日(火)