法隆寺芸術祭2024

会  期 2024年11月22日(金)~24日(日)

会  場 法隆寺聖徳会館

時  間 9:00~16:30

主  催 法隆寺芸術祭実行委員会

企画運営 株式会社国民みらい出版

後  援 奈良県、斑鳩町教育委員会、 毎日新聞奈良支局、奈良テレビ放送

※ 本展におきまして、法隆寺には多大なご協力を頂いておりますが、企画運営は国民みらい出版です。本展に関するお問い合わせは弊社にご連絡ください。
TEL:03-5206-3281(会期中は080-2780-3404)

法隆寺は、聖徳太子によって創建された日本の仏教寺院であり、文化・政治・宗教などさまざまな面で日本の歴史に大きな影響を与えてきました。また、金堂や五重塔といった建造物だけでなく、仏 教美術や法隆寺金堂壁画など数多くの文化遺産を擁しており、単なる寺院ではなく、政治や外交の拠点としても役割を果たした日本初の世界遺産に指定された建物です。

2024 年は聖徳太子ご生誕1450 年にあたり各地で記念行事が開催され、多くの人々が太子の業績に思いをはせています。なかでも太子の「和を以て貴しとなす」という言葉は、現代においても“平和と調和”の大切さを訴え続けています。しかし、今現在も世界に目を向ければ痛ましい争いが各地で起こり、国内でも能登半島地震および豪雨災害により多くの人が苦しんでいる現状に胸を痛めているに違いありません。

また、世界遺産登録から30 年という節目で特別な年にもあたります。世界最古の木造建築物をはじめとする貴重な仏教建造物が数多く残っていることや、日本の伝統建築様式の発展に大きく貢献したことなど30年間の歩みは計り知れません。観光客増加による環境負荷への対策や文化遺産の老朽化対策など地域一丸となって法隆寺を見守り続けています。この特別な年でもある2024 年に法隆寺の聖徳会館にて第二回「法隆寺芸術祭 2024」を開催いたします。法隆寺にゆかりのある正岡子規の子孫である正岡明氏監修のもと、子規の作品や生きざまを象徴する多様性に重きを置き、あらゆる分野の優れた芸術作品が展示されます。また、子規の遺品や彼の活動を支えた叔父・加藤拓川の貴重な資料なども併設展示いたします。

日本の歴史を語る上で欠かせない人物である聖徳太子の像が鎮座する法隆寺聖徳会館を舞台に、全国の創作者たちの作品による美の競演が繰り広げられます。きっと多くの来場者たちに感動や癒しを与えてくれることでしょう。

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