美術ぷらす展in横浜2023

会  期 25月30日(火)~6月4日(日)
会  場 神奈川県民ホール 第1展示室、第5展示室
主  催 美術ぷらす展in 横浜 実行委員会
企画運営 株式会社国民みらい出版
後  援 在日ウクライナ大使館、神奈川県、公益財団法人横浜市国際交流協会、tvk(テレビ神奈川)、毎日新聞横浜支局【順不同】
協  力 一般財団法人言語交流研究所ヒッポファミリークラブ

 横浜市は古くから芸術文化の発展振興に力を入れて来ました。中でもこどもの創作力向上には特に寄与しており、1965年から続く『横浜市こどもの美術展』は、毎年〝応募作全てを展示〟し続けており、市民の知名度、期待度は回を追うごとに上昇しています。
〝芸術文化活動を通じて美しい未来を創る〟という企業理念を実現するため、国民みらい出版は2013年に「こどもの未来をつくるプロジェクト」を立ち上げ、『美術ぷらす展』をスタート。こどもの城(東京都港区)、五稜郭タワー(北海道函館)、チカホ(札幌駅地下道)、そして横浜で5回目を迎えました。
「こどもの未来をつくる」という目的に加え、世界情勢を鑑みた今回は「平和祈願」と「国際交流」をテーマに、芸術・文学による平和への願いを届けることとなりました。
 山下公園に面し、潮の香りが届く複合文化施設として知られる神奈川県民ホールを会場に、地域のにぎわいをつくり出す目的で発足した神奈川県の文化プログラム「マグカル」にも参加しました。
 会場は広々と美しく、一階と地下が吹き抜けになった開放的な空間で、いかに混雑しても鑑賞しやすい家族連れ対応の施設です。
 今回は横浜市立元街小学校と同北方小学校と一般財団法人言語交流研究所ヒッポファミリークラブの協力で、過去のぷらす展以上にこどもたちの参加が増加しました。加えて、横浜にに避難しているウクライナのこどもたち、ウクライナ在住のこどもたちから協力がありました。
 現地のこどもたちは、不条理な戦争被害に巻き込まれながらも、辛く暗い日常に屈することなく、世界平和と生命のメッセージが込もったポジティヴでハイレベルな作品を届けてくれました。作品の一点一点からこどもたちの魂の波動が力強く放射され、鑑賞者の心を揺さぶり続けました。
 私達は、これらの作品を扱うことで、安全な場所から同情の涙を流すことが軽薄な行為であることを思い知らされました。

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